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in default - 09 12月, 2014
by admin - no comments
セッションの仕組みについて

こんにちは、TAKEUCHIです。
今回はセションの仕組みについて紹介いたします。
Webアプリケーション(ECサイトなど)では複数の画面を遷移して、ひとつの取引を行う事が多いと思います。
商品をカートに入れる、注文確認、お支払い方法、など。

通常Webページを表示させるために使われるHTTP(HyperText Transfer Protocol)は、
クライアント(ユーザ)がWebサーバにアクセス(リクエス)をし、Webサーバがレスポンスを返すと通信が終了する、という仕組みになっています。
なので他のページに遷移する度に初めにアクセスしたページで入力したユーザ情報などは失われてしまいます。

そこで必要になるのが、セッションです。
セッションという機能を使うと、Webサーバにアクセスしてきたクライアント(ユーザ)を特定し、そのユーザ情報などをWebサーバに保存しておくことが出来ます。

セッションの大まかな流れです。

1、ユーザがWebブラウザを使って、がWebサーバにアクセスをする。
2、Webサーバ側はセッションIDを発行し、アクセスしてきたユーザと関連付ける。
3、発行したセッションIDをアクセスしてきたWebブラウザのクッキーへ保存する。
4、再び同じWebサーバにアクセスするときに、保存してあるクッキーを送信する。
5、Webサーバ側はクッキーを受取り、セッションIDを調べ、関連付けてあるユーザのデータを取り出す。

このような仕組みになっていて、データを保持したままページ遷移をすることが出来ます。

今回セッションの仕組みについて簡単に調べましたが、今後実際の使い方なども紹介しようと思います。